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『催眠学習 -Secret Desire-』 本日発売!!

発売日イラスト


「催眠学習」本日発売しました~。
宜しくおねがいしまーす。

本日、waon君と共に秋葉原に出向いてこっそりゲームショップを覗いてきました。
「本当に置いてる~」とwaon君と感慨深く想いつつ、エロゲを購入しながら、
「催眠学習」を購入して下さるお客さんを観察するという。


今日は、昨日に引き続き、NATORI烏賊さんとの対談企画!
「その2」をお送りします!





どうぞ!! ↓ ↓





『催眠学習』本日発売!非公式質問コーナー!その2




Q6.
 催眠エロシチュ、プレイなどのアイディアの出し方は
 どうやっていますか?
 (思考する場所や気分転換方法などありましたら)




越前:
 ウチの作品の場合は、基本的にwaon君が好きそうなラインに
 僕が思考合わせて、彼が「いいね」を押すシチュエーションなどを
 提示する、ところがスタートです。

 雑談から始まる事もありますね。
 高慢そうなヒロインをどう堕とせば一番スカッとするのかを
 参謀的な立場で具申する感じです。
 waon君は「手ぬるい!!」と怒ったりする係です。

 深夜のファミレスでネタ出し、アイデアまとめをする事が
 多かったんですが、昨今のコロナ禍の影響で、ここ一年、
 深夜営業してなくて、どうにもこうにも進みが悪いです。

waon:
いつもお世話になってます。
 越前さんが僕な好きなラインを出してくれるのが上手くて、
 「あ、そこそこ!」と僕自身が気が付いてない好みの
 シチュエーションを出してくれますね。

 イジラレの時なんかは丁度「性格の悪い女の子に催眠術かけて
 『ざまぁ!』する話、いけるんじゃないかな?」と考えてる時に
 越前さんから連絡来て、ヤッタぜ、となっていた記憶があります。
 僕が発想する時は「こういうシチュエーションで抜きたいな」と
 考えていたものをまとめるのが多いですね。

 キャラデザまで進めた上で越前さんと相談して、
 『この方向の話にしよう』と決めます。
 自分一人だと、どうも客観性が低いものができてしまって、抜き
 ポイントがハッキリしないものになることが多くなりますので、
 本当に越前さんに助けてもらってますね。感謝してます。


烏賊:
 お二人の雑談から、というのはすごく羨ましいですね。
 私は基本一人で、ご時世もあって、わりと引き籠り状態ですので。

 私はネタを思いつく場所は様々ですが、シナリオに落とし込んで
 いくときは横になっているときが(就寝中)多いですね。
 頭の中で、主人公とヒロイン、またはヒロイン同士に会話をさせて
 物語を展開するのですが、それを何周も繰り返します。
 「このヒロインはこういうことを言うだろうか?」とか、
 会話がしっくりこないとか、プレイしているユーザーさんが
 分かりやすいかどうか、逆に説明口調すぎないか、等々。
 主人公やヒロインに芝居の練習をしてもらうような感じでしょうか。
 「うーん、なんか違う。最初からやり直しで!」とリテイクして、
 多いときは、1シーンで百回くらいは繰り返します。
 そのときに、こんな展開にしたら良いのでは? とアイデアが
 思いつくときもあります。
 「これでいこう!」と決まったら、忘れないようにすぐ起きて、
 つけっぱなしのPCに向かって書いていきます。
 (そのせいで睡眠に関しては、ものすごく不健康です……)




Q7.
 催眠をかけるヒロイン達はどのような発想で考えていますか?



越前:
 我々の場合はヒロインとシチュエーションがワンセットですので、
 ヒロイン考えたら展開がくっついてくる。もしくはその逆でしょうか。
 「お前にもっともふさわしい処刑方法は決まった!」という感じで
 催眠シチュを出してる気がします。感覚的には少年漫画ですね。

 前に出したキャラはこうだったから、じゃあ次はこうかな?
 とタイプかぶらないよう、変えようという意識はしてますね。

waon:
 他には過去の催眠エロゲーで良かったものを参考にしてると思います。
 催眠エロゲーで培った抜きポイントが漫画として表現できれば
 とても良いものになると思いますので。
 NATORI烏賊先生の作品なんか滅茶苦茶参考にさせてもらっています。


烏賊:
 またまた気恥ずかしい……そう言ってもらえると励みになります!
 ゲームの場合は、学園モノなどの背景設定があって、
 そこから、どういうヒロインがいるだろう、と想像しまして、
 全体のバランスなどを考えながら配分することが多いですね。
 その際に(愛上陸先生たちと同じく)このヒロインには、
 こんなことをさせよう、と大まかに決めています。

 原画家さんに描いて欲しいヒロインのイメージから、
 キャラクターを決めることも時々あります。
 吉野恵子さんに、金髪碧眼ヒロインを描いて欲しい、という
 ところから「WIZARD LINKS」の母娘が決まったとかも。


越前:
 あ、そういうパターンもあるんですね。確かに吉野恵子さんの
 金髪碧眼キャラは新鮮でした。
 「WIZARD LINKS」はママキャラ2人も良かったですね。





Q8.
 好きなんだけど、手間がかかったり、技術的に難しいな、
 と思うようなシチュってありますか?


越前:
 例えば、我々の場合「催眠性指導」で、そのうち数人の女子に
 同時に指導を行うハーレムプレイ、『合同合宿』的なお話を
 やることになると思うのですが、既に「大変そうだ」と
 心が折れかけております。
 複数プレイ、やりたいんですけど、作画コストが爆上がりしますので、
 赤月みゅうと先生の作品みたいにはいかないですね。
 『教壇の前でエッチな事をして、クラスメイト達が見てる』なんて
 シチュエーションもいいのですが、作画難易度がハイパーすぎます。

 商業連載もネームで困った際、エンディングなどは
 「どっちに舵を切るか」で結構悩みます。
 「イジラレ」の時は破滅させるエンドにするかハッピーにするか等で
 大分モメたような?(我々、決断力ないので……)
 ゲームはセーブ&ロードできるので、色々なエンディングを
 見せられて羨ましいですね。

waon:
 越前さんと同じですね。
 特にハーレムなんかは、キャラも考えないといけないし、その人数が
 入る場所、立ち位置の設定も決める必要があるので大変そうです。
 乱交だとヒロインによっては読者さんも嬉しくない時もあるでしょうし、
 色々と気を使わないといけないというのもありますね。

烏賊:
 ハーレムプレイは確かに大変ですよね。
 私もゲーム終盤で、複数人プレイをやることが多いのですが、
 原画の方には、毎回申し訳なく思っております……。
 いつもそうなのですが、特に「催眠学園1年生」では、多人数の
 プレイばかりになってしまいました。
 大崎シンヤ先生、ごめんなさい!

 ゲームは分岐できるのが強みではありますね。
 ただ、話に矛盾が生じないようにしないといけないですけれど。
 ゲームの構成は、いつも悩みます。
 色んな展開を楽しめるように、選択肢を増やして横に広げると、
 ワンプレイが短くなって、すぐ終わってしまいますし、
 逆に縦に長くすると、一本道っぽい感じになってしまうのと、
 繰り返しプレイのときに、ユーザーさんが同じ話を何度も見る
 ことになりますし……。

 技術的に、という点では、アニメーションでしょうか。
 omega-starさんの美少女万華鏡のHシーンに憧れていますが、
 ハードルがとても高いです。




waon:
 「催眠学園」は3年生、2年生、1年生と、進むごとにキャラが
 増えていきましたからね……。
 ユーザー側だと「学園祭とか体育祭的なイベントもっと!」って、
 よくなるんですけど。


越前:
 NATORI烏賊先生作品といえば、モブ女子達が一人づつ処女喪失
 していくイベントも恒例ですよね。今作でも少しありますが。
 キャラデザの数だけでも結構膨大な事になりそう。



烏賊:
 そうなんですよね。催眠学園シリーズでは、モブ娘やら母親やら、
 めちゃくちゃいっぱいデザインしてもらいまして……。
 大崎シンヤ先生、ごめんなさい!





Q9.
 催眠ものをつくっていて「難しいな」と思う時ってありますか?




越前:
 我々の場合は、『催眠術を手に入れる』『初めて使う』の描写が
 かなり苦戦してます。「催眠銃がゴミ箱に落ちていた」とかできれば、
 スッと始められそうな感じはあるんですが、漫画でそれをやると
 何だかファンタジー、エロコメディっぽくなってしまいそうな感覚が
 ありまして。
 「催眠性指導」では冒頭で全校生徒に催眠術をかけてるところから
 始めるという力技で開始しましたが。

 「擬態催眠」では宇宙人と合体するって離れ業をして
 いらっしゃいましたね。アレでエロくできるのは凄いです。
 僕は、はるかとなっちゃんが好きでした。

烏賊:
 なるほど、確かに出だしは難しそうですね。
 ゲームだと、ある程度はプロローグに尺を割けますが、
 書くのに一番、手間と時間がかかってしまいます。
 ギリギリ読んでもらえるくらいの長さ、設定の分かりやすさ、
 あと、なるべく読んでて面白いと思ってもらえるものになるようにと。
 プロローグ部分は、大抵、最後まで書き直し続けています。

 難しいと思うのは、ユーザーさんの嗜好に合わせる点でしょうか。
 送っていただくアンケートでも、相反する内容が多く、
 (~は不要だ、~がもっと欲しい、というような)
 すべてを満たすのは難しいので、出来る範囲でバランスを
 とれるように苦心しています。

 「擬態催眠」のアレは、色々物議をかもしました……(笑)
 擬態する、カモフラージュする能力を持っているのは宇宙人かな、
 というところから、考えていった内容でした。
 いささか荒唐無稽すぎただろうかと反省していますが、書いていて
 楽しかったので! あと私も、なっちゃんがイチオシです!


waon:
 「擬態催眠」いいですよね! 僕もなっちゃんと、あと玲奈先生が
 いいですね。確かにあれの導入は衝撃的でした(笑)

 僕は「催眠術でヒロインにどのような変化を与えたのか」
 というのを伝える部分が難しいなと感じますね。
 越前さんが上手くやってくれているのですが、どうしても
 ネタばらしがセックスの最中になるので、邪魔にならないように
 入れるのに悩みますね。

 抜いてる最中にあまり難しいことを言ってしまうと台無しですし、
 かといって説明がないと、読者が置いてけぼりになってしまうので。
 上手いバランスで、気持ち良く抜けるようにしたいと毎回思っています。


越前:
 とはいえ、我々の場合は主人公台詞多くなりがちで、
 OVAになると「主人公がうるせえ」とよく言われてます。
 まあ…そうだよね。うん。




Q10.
 もしも「催眠学習2」を制作するとしたら、どんなヒロイン、
 どんなシチュがやりたいですか?




越前:
 自分はギャル、ヤンキー、長身女子、陰キャ女子、百合カップル
 あたりが見てみたいです。
 あの学校はギャルやヤンキーはいるんでしょうか……?
 あと藤井ちゃんのお母さんや妹、お姉ちゃんがいればつまみぐいで
 悪戯したいですね。

 我々の性癖全開にすると、ヒロインが、全員性格の悪いギャルで、
 彼女らに催眠かけるエロゲになるので、まったく別物になって
 しまいますな……。
 清楚そうな主人公を守ってくれる女の子が一番性格悪くて、
 実はイジメの黒幕のやつ。
 イジメ女子達の目の前で、一緒にイジメられてる女の子と
 セックスさせられるシチュとかいいですね。
 そこで「言われた通り、この子とセックスする」「断固断る」の
 選択肢で悩みたいけど、waon君どうすか。

waon:
 やりたいですねぇ~。
 僕もギャルとか あと体育教師、クラスの明るい女の子なんかが
 見たいですね。普段の反応と、催眠術でどう認識を変えてエロい事を
 するのかが楽しめそうなので。

 例えば授業中「主人公が勃起したら当番の女の子が抜いてくれる」
 というので、ギャルの女の子はめんどくさそうに始めて、
 感度高められてみんなの前で喘ぎ声出してしまうのとか。
 明るい女の子が友達の距離感で
 「そういえば赤野君とあんまり話したことなかったよねー」
 みたいな所から楽しく話してるんだけど、下半身ではパンパン
 セックスしてたりみたいなのがいいなあ、と。

 あとは涼香さんにもっと下品なエロい事させるのみたいですね!
 描くの大変そうですけど(笑)




烏賊:
 今回は、気の強い系ヒロインが多かったので、
 サブキャラの大竹さん深田さんみたいに、明るかったり
 おとなしいお嬢様といったヒロインも見てみたいですね。
 お話的には、if展開にするのか、学園支配後のお祭り的なものに
 するのか……どちらも楽しそうですが。



<この後はフリートーク!>

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プロフィール

愛上陸(あいうえ おか)@単行本発売中

Author:愛上陸(あいうえ おか)@単行本発売中
2人で一つの曖昧エロ漫画家。
初単行本「夢見ル乙女」ワニマガジンから発売中です。
メールはこちら
→aiueoka113■gmail.com(■を@に変えてください)

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